マインドフルネスの講演会 in 京都

2月16日に京都で行われた「マインドフルネス」の講演会に行って来ました。

パネリストは、下記の三名の方々でした。どの方々もその分野では有名で講演会をすると定員がいっぱいになっています。それが、今回は無料というのもあって会場は満員御礼でした。

●山本和美先生・・・心療内科で臨床心理士

●藤野正寛先生・・・京都大学大学院教育研究科で脳科学や瞑想の効果や研究をしています。

●藤田一照先生・・・曹洞宗国際センター2代目所長

山本先生の講演では、ストレス状態の人間の体について分かりやすく説明してくださいました。ストレスが加わると人間の体は、それに闘うか?それとも逃げるか?闘争心と逃走反応に分かれます。

全身で適応して①シヨック状態→②安定期→③疲労困憊期となり、疲労が大きいと過労死もありえます。適切な対処によって安定状態を保っていくことが重要です。そのストレスに気づくためにもマインドフルネス瞑想は効果的であるようです。

しかし、ストレスの全てが悪いのではなくて、不快も快も両方をバランスよく人生のスパイスとして捉えていくことが出来れば、ストレスも怖くないのです。先生のこの表現はとっても勇気がもらえますね!色々な出来事をネガティブにとらえるか、ポジティブにとらえるかで体の反応も変わってきます。

藤野先生の脳科学の話もとっても面白くて、脳は勉強しただけでは活性し容量が増える(認知症では収縮します)ではなくて、その知識を応用することで脳が拡大するそうです。身体で体験するということが大事だそうです。メンタルトレーニングでもより良い変化はあります。

ただ体験するのではなくて、意識、注意をしっかりとそれに向けることで脳は変化します。この注意集中力が大事なのです。瞑想は、正しい内的基準を直接的に感じるので、体の声に耳を澄ますことで直観力を高めることが出来るそうです。自分にとって大切なものに気づくことができるようになります。色々な場面での正しい「意思決定」が出来るようになります。

藤田先生は、禅の僧侶の立場からマインドフルネスについてお話していただきました。体の声に気づくことの大切さ、禅、仏教ではマインドフルネスのことを「正念相続」と言われているそうです。

「正念相続」とは、小さな喜びを大きく感じることで、それを日常のこととして続けていくことだそうです。行き詰まりのない生き生きとした日常を生きるために、毎日の日常を丁寧に非日常としていきていくことだそうです。

マインドフルネスの前に、それを感じる土台を作る必要がありますが、その仏教的なオーガニックを学べるベースがないとも先生は言われていました。まずは、1人1人の丁寧な日常の所作や振る舞いを広げていく必要があるようです。窮屈な状態から内側にスペースを作り、生きる質を高めていくことから始めていくことがマインドフルネスに生きることに繋がるとお話されていました。

まずは、呼吸を丁寧に感じることから始めていきましょう★

★☆ ヨーガセラピー 瞑想クラス担当 齊藤 ★☆

 

 

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