「幸福は心の平安から生まれる」
そう語るのは、祖父が近代ヨガの父(クリシュナマチャリア師)であるカウストゥッブ・デシカチャー師です。
現代社会の問題のひとつは、不安と恐怖の中で生きることをよしとしていることです。どこに行ってもセキュリティシステムがついていて、何層にも重なっています。それは、私たちが不安や恐怖を抱いているからなのです。
ヨガの目的は、はるか昔から、そうした苦しみを和らげて幸福感を高めることだったのです。苦しみを軽減してくれるものです。ヨガは、幸せになるためのツールなのです。もし、十分に幸せならヨガは必要ないのです。
伝統的なヨーガは、より深い内面に手を差し伸べるツールがあります。多くの人はヨーガをアーサナ(ポーズ)のことだと思っています。アーサナは、ほんの小さな部分です。ヨーガはもっと、もっと多くのツールがあり、もっと多くの有効なシステムがあるのです。
身体的に健康であっても幸せとは限りません。たとえ病気であっても、もっと深いところで幸せを感じることはできます。幸せとは、私たちの心と関係しているからなのです。
★☆★スタジオプラーナ神戸 齊藤★☆★